iCARE、有害業務管理・特殊健診の権威 加部勇(かべいさむ)氏の顧問就任を発表

クラウド型健康管理システム Carely を開発・運営する株式会社 iCARE(https://www.icare.jpn.com/) は、製造業大手の現場で長年に渡り有害業務管理・特殊健診で実績のある加部勇(かべいさむ)氏を顧問に迎えました。今後は加部氏の知見や経験を元に、Carelyの導入企業のニーズや業界からの期待が高い特殊健診への対応をさらに強化していきます。
加部勇氏プロフィール

【略歴】
現株式会社クボタ筑波工場 産業医
元古河電気工業株式会社 統括産業医
労働衛生コンサルタント試験準備講習会講師
【受賞歴】
2010年日本産業衛生学会奨励賞
2017年土屋健三郎記念産業医学推進賞
2018年緑十字賞受賞(※)
著書:(分著)『有機溶剤作業主任者テキスト』『特定化学物質・四アルキル鉛等作業主任者テキスト』『鉛作業主任者テキスト』(中央労働災害防止協会)『まるわかり職場巡視 工場編 (How to産業保健)』(産業医学振興財団)
※ 中央労働災害防止協会(中災防)より、産業安全・労働衛生の推進向上に功績が認められる個人・グループなどに贈られる賞(https://www.jisha.or.jp/award/ryokujyuji_sho.html)
加部勇氏コメント
コストパフォーマンスに優れた特殊健康診断システムへの期待
従来の健康管理システムは主に定期健康診断結果を保存・活用に用いられていますが、従業員数に比例して初期投資(イニシャルコスト)や維持費(ランニングコスト)が膨大となるために導入しづらく、かつ、導入後もシステム管理に産業保健職の業務が割かれ、本来の労働者の健康管理業務を圧迫していました。iCAREが開発・提供しているクラウド型健康管理システムCarely(ケアリィ)は、コストパフォーマンスや機動性に優れ、今まで紙ベースで行われていた産業保健職の健康管理業務から解放してくれる救世主となっています。パソコンのみならず、スマートフォンやタブレットが広く普及して、在宅勤務などの働き方改革が行われている中、Carelyが活用される機会が益々増えていくと予想します。
一方、健康管理システムを提供している各社は、特殊健康診断を定期健康診断のオプションとして設定していて、システムに入れる特殊健康診断の項目が増えると費用も増加するために導入しづらく、また、化学物質等の有害要因ごとに健康診断項目が異なるので、紙ベースでの健康管理業務が煩雑になり、システムを開発する側も苦労しています。
この度、iCAREが、危険有害業務に従事する労働者の健康管理に対応することを発表されました#1。定期健康診断システムと同様に、コストパフォーマンスや機動性に優れた特殊健康診断システムが普及することで、現場の第一線で働く労働者の職業性疾病の予防と、産業保健職の業務負担の軽減となることを大いに期待しています。そのために、私の有害業務一筋30年余の知識と経験が活かされれば幸いです。
#1 健康管理システムCarely、危険有害業務・特殊健康診断への対応を発表
今後について
建設業・製造業でCarely導入が進んでおり、特殊健診も含めた健康管理の業務効率化のニーズが高まっていると認識しています。30年以上に渡り有害業務管理の最前線で経験を積まれ、産業保健分野の複数の学会でも様々な活動をされている加部氏がiCARE顧問に就任されることで、特に同業界の健康管理ニーズに対応したCarelyの開発、サービス提供を進めていく予定です。また、加部氏の協力のもと、日本の産業就労人口の25%を占める同業界全体の健康管理の課題解決にも取り組み、“働くひとと組織の健康を創る”カンパニービジョンを追求していきます。
【Carelyについて】
企業の健康管理を効率化し、従業員の健康から発生する労務リスクを可視化するクラウドサービスです。健康診断・ストレスチェック・長時間労働対策といった健康管理をクラウドで一元管理し、人事労務担当者・産業保健スタッフの業務工数を大幅に削減することで、手応えのある健康経営を手軽に実現します。
Carelyの詳細はこちら:https://www.carely.jp/