今、なぜ従業員の睡眠改善を推進している企業が多くなってきたのか。睡眠はまだ個人の管理では?と思われる方は多くいるのではないでしょうか?昨今、企業での健康経営や働き方改革の活動が注目されるなか、一方で国内の睡眠課題は依然として大きく残されたままです。 日本では、就労者の7割が睡眠に課題を抱えており、2018年OECD加盟国の中で睡眠時間の最短を記録しました。更には睡眠障害における経済損失額は年間15兆円(GDPの3%)と推計されています。 また多くの研究で、睡眠不足や慢性的な質の低下は、多くの疾患リスクを上げ、ヒューマンエラーが多発したり、精神状態が不安で怒りっぽくなり結果的に人間関係や社内コミュニケーションが悪化することも分かっており、更には睡眠時間6時間未満を1週間続けると、脳は飲酒をした時と同じ認知能力になることも明らかにされています。高度経済成長期の働き方は、眠る時間を削ってでも働いた方が生産性が上がり経済全体が発展する時代でした。しかし、人口が減少する中で持続的に経済発展をして、新しい資本主義を実現していくためには、限られた時間で一人一人が最大限の生産性を発揮することが重要になります。 同時に、2022年5月、慶應義塾大学商学部の山本勲教授の研究で、上場企業700社を対象行った調査の結果、睡眠時間と質をしっかり確保している会社ほど統計的に利益率が有意に向上している研究が発表されました。 また、2022年11月、新しい資本主義を掲げる岸田政権自民党本部で、睡眠時間を増やして労働生産性の向上につなげるため、終業から始業まで一定時間の休息を義務づける「勤務間インターバル推進プロジェクトチーム(PT)」の初会合が開かれました。「勤務間インターバル」導入企業に助成 自民党PT提言へ 〜睡眠増加で生産性向上〜このように時代の流れは、会社としてどうやって個人に良い睡眠をとっていただくか、その結果としてメンタル不調の予防を含め生産性向上を実現するか?というように変化してきています。 しかし、良質な睡眠を取れない原因は、長時間労働や仕事での人間関係、働く環境が原因の場合もあります。 従業員の睡眠が会社の利益につながる調査結果やどのように睡眠改善に取り組めば良いのかなどご紹介します。本セミナーは、睡眠改善プログラムによる企業の健康経営の支援をしている株式会社ニューロスペースと弊社の共催セミナーとなります。 多くの企業が抱えている健康経営の課題の典型例を挙げながら、必要な健康施策の取り組みをお話しさせていただきます。こんな方にオススメ・従業員の睡眠改善でお悩みの方・従業員の睡眠改善でメンタル不調予防や生産性向上を実現したい方・健康施策の取り組みで困っている方・健康管理を担当している人事の方・健康経営を推進する担当者の方セミナー概要プログラム第1部大企業ならではの健康経営が進まない理由をタイプ別診断従業員の健康課題は法令遵守の枠では収まらなくなってきています。限られたリソース中で何を行えば良いか、企業にとって必要な健康施策をご紹介します。第2部健康経営において睡眠が効果的な経営戦略である理由〜2022年の最新トレンド〜2022年5月に山本先生から発表された最新研究のご紹介、日本における特に就労者の睡眠の現状、睡眠の大切な役割とメカニズム、適切な睡眠の見極め方、睡眠施策を導入する3つの軸と企業様の事例、会社の睡眠課題を解決する効果的な施策第3部質疑応答開催期間2023年4月27日(木)〜6月30日(金)担当:小林・小川申し込み事項 参加費無料視聴方法本ページからお申し込み後、視聴用のURLをお送りします。(インターネットにつながるPC・スマホ・タブレットが必要となります。)注意事項・同業の方および弊社判断にてご参加をご遠慮をいただくことがございます。・お預かりした個人情報は、本セミナーの参加確認及びサービスに関するご案内、次回以降に開催するセミナーのご案内に利用させていただきます。・申し込みフォームにご入力いただいた情報は、参加者情報の共有、及び、セミナーや製品紹介のご案内送付のため、本セミナーの株式会社ニューロスペースへ提供いたします。各社のプライバシーポリシー(個人情報保護基本方針)及び個人情報の取り扱いについては下記よりご確認ください。——————————————-【個人情報利用企業】株式会社ニューロスペース(https://www.neurospace.jp/privacy)株式会社iCARE(https://www.icare.jpn.com/privacy-policy/)——————————————-個人情報保護管理責任者株式会社iCARE【個人情報に関する問合せ先】marketing@icare-carely.co.jp