従業員の健康を守るために、長時間労働を削減する取組は非常に重要です。労働時間と健康の間には密接な関係があると言われています。たとえば独立行政法人労働安全衛生総合研究所の「長時間労働者の健康ガイド」によると、週労働時間が61時間以上の人は、週労働時間が40時間以下の人と比べて心筋梗塞になるリスクが1.9倍になります。ほかにも、社員のワークライフバランスやモチベーション、生産性、離職率などを改善するためにも、長時間労働対策は重要です。しかし、企業の長時間労働対策の方法について、詳しくご存じない方も多...