新入社員が健康で気をつける7つのポイント

2019.9.4 更新 / 2019.9.4 公開
健康経営の実務
新入社員の健康管理

卒業を間近に控え、それぞれの進路に向かうこの時期。新入社員になったら、これまで以上に自分の健康に気をつける必要があります。新入社員が、健康で特に気を付けるべきポイントをまとめました。

新入社員の健康管理

これまでの学生生活ではつい羽目を外して飲みすぎたり、朝まで遊んでいたりという人も多いのではないでしょうか。サークルもバイトも楽しかったことでしょう。でも、今日でその生活は改めましょう。

今回は、新入社員の健康管理について生活リズムとメンタル面に分けて考えます。

新入社員の健康は生活リズムと密接な関係にある

その1 社会人の生活リズムに体を慣らす

社会人になると、身勝手な理由での遅刻や欠勤は認められません。規則正しい生活を心がけて、社会人としての生活リズムに体を慣らしましょう。卒業式が終わったら、夜型の生活から朝方の生活に移行しましょう。新入社員として慣れない環境に身を置くなかで心も体も疲れやすくなりますので、いつも以上に健康に注意してください。新入社員として、自分の健康管理も重要な仕事のうちです。

<ポイント>

  • 卒業から入社までの間に、朝方の生活に体を慣らす。

その2 睡眠の質とリズムを考える

学生時代は多少の無理も若さで何とかなったかもしれませんが、本来、寝だめはできません。忙しい平日にできないことを休日にまとめてやりたくなる気持ちはわかりますが、体調を管理するためにも、休日には質の良い睡眠をとることを心がけましょう。寝不足は注意力の散漫を招き、仕事のミスにつながります。

<ポイント>

  • 休日にこそ体調を整え、質の良い睡眠をとる。

その3 新入社員だからこそ、食生活にも注意したい

新入社員として会社に入り、慣れない環境で自分が思う以上に疲れやすくなっていて、健康に不安が出やすくなっています。脳の活性化には、たんぱく質、糖質、ビタミン、脂質、ミネラルという5大栄養素をバランス良く摂ることが必要ですから、朝食は必ず食べましょう。特に、野菜は意識的に食べるようにします。1日の自分のスケジュールを考えて、残業のある日は早めに間食をとり、夜中の高カロリー摂取はやめておきましょう。

<ポイント>

  • バランスを考えた朝食を必ず食べる。
  • 夜中の高カロリー食は控える。

新入社員のメンタル管理の重要性

生活リズムを整えることと並んで、メンタル面での管理も非常に重要です。

その4 新入社員ならではのストレス

新しい環境に入ると、自分では意識していなくてもストレスをため込むことがあります。特に最初の半年くらいは注意が必要です。心も体も慣れない環境に適応しようと必死で頑張って、気付かないうちに疲れがたまりやすくなっているので、意識してストレスをため込まないように管理することが必要です。
まずは、社内に慣れることから始めましょう。最初の半年は、プライベートで何か新しいことを始めるのは控えておいた方が賢明です。新入社員が、健康でいるためにはストレスをため込まないことが重要です。

<ポイント>

  • 心の無理は、体の無理につながる。
  • いきなり頑張り過ぎず、まずは自分のペースで頑張る。
  • ストレスをコントロールして、ため込まない。

その5 メンタルの不調は睡眠不足と関係する

最初にお話しした生活リズムですが、睡眠のリズムを整えることは、体の中のリズムを整えることにつながります。体のリズムが健康的だと、メンタル面での不調が起きにくい状態になります。睡眠不足は注意力の散漫を招くだけではなく、自律神経のバランスを乱してメンタル面の不調にもつながりかねません。

<ポイント>

  • メンタルの不調を防止するためにも、睡眠はしっかりとる。

その6 相談は早めにする

新しい環境におかれた新入社員は、仕事を覚えることに精一杯になりがちですが、疑問や困ったことは早めに上司や先輩に相談しましょう。仕事の基本でもあるホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)をすることで、一人で抱え込んだり悩んだりしないようにしましょう。新入社員の健康を管理する上でも、メンタル面のケアは非常に重要です。相談の仕方のコツは早めに覚えてください。ここで気を付けたいことが3つあります。

<ポイント>

  • 事前に、自分の考えを整理して、できれば口頭で相談する。
  • 順序良く話せるようにしておく。
  • 相手が自分の話を聞けるタイミングか判断する。

その7 気軽に話を聞いてもらえる人を大切にする

新入社員はちょっとしたことが気になって、睡眠が浅くなることもあるでしょう。でも、それは健康にも影響してしまいかねません。ですから、普段のちょっとした愚痴や悩みを気軽に吐き出せる相手を見つけておくことも良いと思います。忙しいと学生時代の友人と疎遠になってしまうこともありますが、できるだけ周りの人との絆を大切にしましょう。気軽に話をできる相手がいると思えるだけで、心がぐっと軽くなりますよ。

メンタルヘルスケアの重要性

周りの力も必要ですが、自分の健康は自分で守るという意識を持ちましょう。例えば、厚生労働省のこころの耳では、ストレスへの気付きと対処、自発的な健康相談という基礎知識から学ぶことができます。

さいごに

新入社員が健康でいるためには、本人の力と周りの力が必要です。新入社員の周りの先輩や上司も、ぜひ、彼らの健康を守るためにも協力してあげてください。新入社員を上手に育てて、お互いに健康な社会人生活を送れるようにしましょう。

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