Carely2月度新機能:健康経営を目指す人事担当者のお助けツールに進化しています。

2020年9月30日 更新 / 2020年1月30日 公開
健康管理システム

おはようございます、Carelyエバンジェリストの小川です。

今月のCarelyアップデート情報(2020年1月)をお届けしますね。今月は健康経営に役立つビッグな新機能が2つ登場です。

定期健康診断後の再検査を、もっとカンタンに管理する

定期健康診断後の再検査を、Carelyで管理できます。

Carelyの健康診断管理機能として、新たに「再検査の進捗管理・受診勧奨」機能が追加されました。具体的には以下の業務が人事・産業保健スタッフ権限で操作可能です。

  1. Carely内で、定期健康診断の結果から再検査対象者を選定する
  2. 再検査対象者宛に、受診勧奨メールを一斉送信します
  3. 従業員が再検査を受けた場合、受診報告(結果のアップロード)もできます
  4. 未受診の状況や、再検査結果の確認、すべてがCarely内で完結します

なぜ、実施義務ではないのに「再検査」するのか?

定期健康診断(企業が従業員に受診させる年一回の健診)は労働安全衛生法における実施義務です。一方で、定期健康診断後の再検査についても法的義務はありませんが、自主的に実施する企業は増えてきています。

そもそも定期健康診断後の再検査は必要なのでしょうか?3つの観点から考えてみましょう。

ひとつめは労働者の高齢化です。

厚生労働省の発表によると、定期健康診断による有所見者率は55.5%となっています。(平成30年度)
※平成30年度定期健康診断結果報告 – 厚生労働省

これから日本の労働人口は高齢化していく中で、健康に何らかのリスクを抱えている従業員が増えることは確実です。そのため企業としては労務リスクを軽減するためにも、積極的に健康診断の再検査に取り組んでいます。

ふたつめは健康経営の推進です。

経済産業省の政策として進めている顕彰制度のひとつが、「健康経営銘柄」や「健康経営有料法人認定制度」です。

企業が従業員の健康に配慮することによって、事業の生産性を向上することを目的としている健康経営。その推進のための認定制度においても、「定期健康診断後の再検査を受診勧奨すること」が認定基準に含まれています。

みっつめは受診率の低さです。

全国健康保険協会長野支部の調査によると、再検査の受診勧奨をうけたにも関わらず3ヶ月以内に受診しなかった人は90.9%でした。(平成28年度)
※健診結果で要治療と判定された方の3か月以内の医療機関受診率は約4割 – 全国健康保険協会長野支部

つまり、ただ受診勧奨するだけではほとんどの人が再検査しないため、実質的な健康リスクを解消することはできていない。ということになります。

Carelyが「再検査の管理」機能を開発した理由

従業員の高齢化に悩む企業や、健康経営を推進したい企業にとって、社会的課題にもあがっている定期健診後の再検査への取り組みは重要な業務ですね。

しかし、再検査の管理はフクザツでハンザツな業務です。

  • 紙やPDFファイルで保管されている健康診断の結果(個人票)を整理して、
  • 社内の基準にもとづいて対象者をピックアップし、
  • 再検査の案内をメールや書面などで一人ひとりに送付。
  • 受診したかどうかの確認(受診勧奨)を定期的に行い、
  • 受診後の検査結果の保管まで必要です。

特に従業員規模の大きな企業では、健康管理を担当する人事担当や産業保健師の大きな負担になっています。

Carely(ケアリィ)では実務担当者の業務効率化を通して、従業員の健康を守り企業のコンプライアンスを徹底する機能を提供しています。

今月の新機能「定期健診後の再検査を管理」は健康管理の工数削減になる機能です。これまで再検査を実施していた企業も、人手不足のために実施できていなかった企業でもぜひ使ってみてください。

健康管理の進捗状況を、部署別で確認できます

健康管理(従業員の健康管理するための法令遵守業務)の進捗状況がひと目で確認できる「健康管理ダッシュボード」。

新たに部署別の進捗状況をチェックできるようになりました。ダッシュボード右上の検索窓から部署名を選択すると表示されます。

進化した部署別ダッシュボードでは、以下3つの業務がカンタンになっています。

  • 健康リスクの高い従業員の多い部署が見つけやすくなる
  • 事後措置の進捗度が部署ごとに可視化される
  • 産業保健スタッフが職場改善のアクションを取りやすくなる

契約中ユーザー向けサポートサイトをオープン

Carelyを契約・ご利用中の企業様に向けて、利用方法がカンタンに分かるサポートサイトを開設しました。サポートサイトは、Carelyを契約企業の従業員および産業保健スタッフの方のみが閲覧できるWEBサイトです。

Carelyが扱う健康情報は個人情報保護法にも規定される要配慮個人情報です。健康情報取扱規程にもとづいて、誰がいつどのような用途で健康情報を利用できるかが細かく決められています。

そのため、Carely内では同じ管理機能を使うにあたっても利用する権限によって使い方が異なります。

より見やすくより使いやすいシステムであるために、サポートサイトの運用にも力を入れていきます。

関連記事
{{ toc.expandAside ? '閉じる' : '記事の目次' }}

お役立ち資料

法令遵守や健康経営、働き方改革の実践ノウハウなど、
無料でダウンロードして今日からご活用いただけます。

  1. 定期健康診断の事後措置ガイドブック 冊子版(PDF)
    健康診断の義務は、実施よりも"事後措置"の方が重要です。業務効率化を図りながら、ミス・モレのない実務ノウハウを解説します。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  2. 急増するテレワーク中のメンタルヘルス対策と、失敗する予防策
    テレワークとオフィス勤務が混在する働き方の企業向けに メンタル不調者への法的に正しい実務対応を30分で解説します。
    テレワーク / コロナ
    資料をダウンロードする
  3. 「健康投資管理会計ガイドライン」を会計士が人事総務向けに解説
    公式では分かりづらい管理会計のガイドラインを、労働安全衛生法に精通した会計士が分かりやすく解説します。
    健康経営
    資料をダウンロードする
  4. 上場企業の常識になった、衛生計画の上手な立て方
    人事や専門家(産業医や保健師)がチームとして健康管理に取り込むためのツール「衛生計画」の実務的な作業方法を解説します。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  5. 先回りメンタルヘルス対策
    -IT企業編-
    クリエイティブ職が多いIT企業だからこそ注意が必要なメンタルヘルスの予防と対策。心の問題以外にも焦点をあてて解説します。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  6. 健康管理検定〜初心者担当者レベルアップ編
    人気セミナーをシリーズ化。「健康管理はやっぱりなしでも全部はできない」で悩んでいる労務・総務担当へ実務のコツを紹介します。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  7. 健康管理検定 中小企業の法令遵守編
    本セミナーは従業員数50人〜200名程度の企業が対象です。 あなたの会社では健康管理の法的義務に正しく対応できていますか?
    健康経営
    資料をダウンロードする
  8. メンタルヘルス対策と健康経営への活用
    これまで注目されてこなかったストレスチェックの集団分析を通して、 見えにくい従業員の健康課題をデータから客観的に表します。
    健康経営
    資料をダウンロードする
  9. 2021年度、コロナ禍での健康診断を再計画
    コロナ禍で重要度があがった従業員の健康管理。 2021の健康診断では、ルールの正確が必要です。最近情報は30分で紹介。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  10. ベテラン人事こそ失敗する、休復職者対応5つの落とし穴
    「スムーズに復職は、休職前の準備は大事」 人事の工数を最小限におさえる休復職対応を、保健師が解説します。
    産業医
    資料をダウンロードする
  11. 健康診断・健康情報をペーパレス化した失敗事例と成功のコツ
    バックオフィスのDXが進む中、健康情報の個人情報保護の関係で ペーパレスが遅れています。正しいペーパレス事例を紹介。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  12. 脱,やりっぱなしのストレスチェック
    高ストレス者の対応だけで終わらせるのはもったいない 生産性をのばす科学的分析と実務のコツを30分で解説
    調査レポート
    資料をダウンロードする
  13. 見逃し配信 / 第1回 健康経営サミット
    健康経営のきっかけ作りのためには、外部の専門家を巻き込むことは有効な手段です。金の認定を取得した企業の産業医が実例をもとに解説します。
    健康経営
    資料をダウンロードする
  14. 見逃し配信 / プレ健康経営サミット
    「従業員の健康を第一にする」というのは、実は健康経営ではありません。企業の事業戦略に基づいた、「本質的な健康経営」を紐解きます。
    健康経営
    資料をダウンロードする
  15. 見逃し配信 /2020年上半期、400社の人事による企業の感染症対策 調査レポートを読み解く!
    長引くテレワーク、オフィスでの対策により新たな健康障害も報告されています。人事が取り組むべき健康管理を提言します。
    テレワーク / コロナ
    資料をダウンロードする
  16. 組織サーベイを、ストレスチェックからはじめる理由
    離職防止・生産性向上・健康経営を目的に広がる組織サーベイ。手軽に、そして効果的にはじめる健康情報の分析方法を30分で解説します。
    メンタル / 過重労働
    資料をダウンロードする
  17. 見逃し配信 / 人事が対策できる!メンタルヘルス 3つの新常識
    テレワークによって、見えづらくなった従業員のメンタルヘルス対策を解説します。
    メンタル / 過重労働
    資料をダウンロードする
  18. 健康経営2021 ステップアップ講座
    2020年は健康経営推進担当者にとって波乱の年になりました。今年そして来年以降の健康経営計画の見直しをふまえた、最短で認定取得を目指すステップアップ講座です。
    健康経営
    資料をダウンロードする
  19. セミナーレポート / 2020年の健康診断、正しくスムーズに解決する。
    企業としてどのように対応するのが法的に正しく、そして効果的な健康管理につながるのか?本書は8月に実施したセミナーのレポートです。
    健康診断
    資料をダウンロードする
  20. ー改訂版ー
    オフィスの感染予防 対策ガイドラインの解説
    経団連が発表した感染症対策ガイドラインをさらに深堀って解説します。抽象的な指針だけでは分からない、実務レベルの対策を解説しています。
    テレワーク / コロナ
    資料をダウンロードする